一昔前のギア 12 ボルト、ジャンピング


 前進用に打ちまっくってボルトラダーを構築する時代から時間がたち、ナチュラルプロテクション主流の現代において、ボルトは本当の意味で最後の手段である。
人跡未踏の壁でなければ使用はご法度、極悪非道の行為となるのは寂しい。

写真にあるのはあごが付いたRCCボルト、この他にリングボルトがあるが強度が弱く、大きな墜落ではリングが切れる可能性が大きく、あまり好まれていない。
RCCボルトの強度はリングボルトの3倍近くあると言われ、あごをきちんと壁に利かせた場合、ほぼ信頼に応えてくれるだろう。
もちろん、エキスパンデイングボルトであるから、あけた穴の深さと楔を目測で計算し、正しくハンマーで打ち込まなければならない。
最後に使用したのはいつか記憶にない。