一昔前のギア 3 ヘッドランプBF190





今でこそ単四二本で、明るくあきれる位長時間使用できるLEDヘッドランプが、当たり前のように出回っているが、その昔は、豆球、単三四本で重く、10時間程度しかバッテリーが持たないし、、その上氷点下では短時間なのが常識だった。
そのため、重いスペアを何組も持つ苦行があった。
そんなある時、軽いリチウムバッテリーが発明され、長時間使用、氷点下でもOKという時代がやって来た。このナショナルBF190は当時のいクライマーご用達で、一番愛されたのではないだろうか。ただヘッドランプ自体は重く300g、バッテリーが一個1200円X2と懐にはやさしくなかった。今のLEDヘッドランプは70gと軽く、いつ交換したのか忘れるくらい
長時間(100時間?)使用できるのは、ハイテクの時代なのだと今更ながらに感じる。


一昔前のギア 2 フットファング



一時爆発的に売れたアイスクライミング用リジットアイゼンフットファング。
リジットゆえに歩くことは全く考慮されていないので、取り付きまでは別のアイゼンが
必要になり、不便を感じることも多かった。
ただ、いかにものデザインは格好が良く、バーチカルアイスが自分でも 登れそうな気がした。
CAMPの格安価格ゆえ使用したのだが、いくら道具が高性能でも技能がだめでは
たいした使わず、家の中でオブジエと化して今日に至る。



一昔前のギア 1 カジタックスバイル


高価な輸入アックスしかなかった30年前、突然救世主のごとく現れたカジッタクスバイル。
これを持っていないクライマーは、もぐり だとまで言われた名器。
セミチューブとの組み合わせは、アイスクライミングにおいて最強だった。
冬壁、沢の草付きでもOK。現役ではあるが、我が家の前の氷割りでも最強、活躍している。